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シャコンヌホーム 「ナチュラル」-本来の響きを求めて-
  乾燥剤について

 

ケースの中に、乾燥剤・湿度調節剤を入れていただくように、普段からおススメしておりますが、特に梅雨〜秋口は湿度が非常に高いので、必須だと思います。湿度が高いと、響きが悪くなったり、はがれ・ネック下がりの原因にもなります。なお、適湿は50%です。

さて、梅雨に入れた乾燥剤を、入れたままにしていませんか?延々と吸水できる乾燥剤はありませんし、どの乾燥剤も、水分を吸って満杯になるとそれ以上吸えません。湿度調節機能のある(吸って吐いてできる)乾燥剤も、周りの湿度が高いままでは、吸った水分を吐く機会がありません。

ここで、乾燥剤の種類についておさらいです。
○シリカゲルタイプ:丸い粒々です。多孔質構造になっていて水分子を吸着します。シャコンヌでも販売しているV-petはこれです。お菓子の袋にもよく入っています。湿度調節剤。
○塩化カルシウムタイプ:空気中の水分によって、ゼリーになっていくタイプです。市販のドライペットなど。
○生石灰タイプ:海苔のパックに入っています。吸湿して、消石灰に科学変化します。吸湿時、発熱します。
○高分子ポリマータイプ:湿度調節剤。

以上のようなものがよく出回っていると思います。

以前、上記のような数種の乾燥剤を、密封パックに、お猪口一杯の水と湿度計をそれぞれ入れ、実験したことがあります。その結果、ゼリーになるタイプが一番長い間、適湿を保ってくれました。そして、ゼリーになる様子を見て湿度の高さをうかがい知ることもできますし、交換時期も一目瞭然。

この実験を踏まえると、九州などの湿度の高い地域の方で、湿度の高い季節は、ケースの中に、ゼリーになるタイプの乾燥剤を入れることをお勧めします。巾着のような物に入れ、楽器と直接触れ合わないようにされているお客様もいらっしゃいました。良いと思います。

若干涼しくなりましたが、もう少し湿度が高い時期が続くと思いますので、上記の事をご参考になさってください。(ゼリーになるタイプの乾燥剤は、スーパーやドラッグストアでお求めください。)(I.M.)

 


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