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シャコンヌホーム 「ナチュラル」-本来の響きを求めて-
  毛替えの交換時期と良い毛替えの違い

 

弓の毛替えについて、初心者の方より最も多く受けるご質問で「毛替えの交換時期はどの様に判断すると良いのか?」「良い毛替えの違いを教えてほしい」についてお答えしたいと思います。

毛が多く切れてしまい少なくなってしまった時、弦に対して引っ掛かりが無くなり滑るような感じがする時は、交換時と考えます。アマチュアの方ですと、一年に1回〜2回が理想です。

時期は、特に決まりはありませんが、冬の厳しい乾燥時期を過ぎた夏に向かっての時期は、割りに適した時期かもしれません。定期演奏会や発表会前の決まった時期に楽器の点検と合わせて、毛替えをして準備を整えるのもとても良いと思います。

毛に乱れが無いこと。技術者個人の癖が無いことが、良い毛替えの大切な条件です。毛替えは、その弓のスティックの強さ、反りの深さ、オールド弓なのか、新作弓なのかによっても、微妙な毛量と長さの調整が違います。また、その弓を作っている材料によっても、くさびの厚みとそれを止める力加減も違います。

毛替えの精度の違いは如実に音に表れます。また、ほんのわずかな技術的な癖が、演奏者の集中力を妨げる事にもなりかねません。要するに弾きにくい弓になってしまいます。私達はそれぞれの弓の性能をしっかり判断した上で、最高の状態にしてお返ししなければなりません。弓は実にシンプルな作りをしているだけに、見えないところの行き届いた作業が出来るということが、良い毛替えにつながる重要な技術のひとつです。

シャコンヌでは、お客様に実際の作業を工房でご覧頂けるようにしておりますので、ご自分の弓の際には、ご遠慮なくどうぞ。


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