弦楽器専門店 ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、弓・弦などの販売・レンタル 修理・毛替えの工房

 
シャコンヌ-CHACONNE
楽器コラム:ピアニッシモ 技術コラム:ナチュラル 出張・イベント報告 お問い合わせ サイトマップ
弦楽器販売 レンタル 修理・調整 コレクション シャコンヌのご案内
シャコンヌホーム シャコンヌ名古屋本店 シャコンヌ東京吉祥寺店 シャコンヌ金沢店 シャコンヌ九州小倉店 シャコンヌ札幌店 展示会のご案内
 
シャコンヌホーム 「ナチュラル」-本来の響きを求めて-
  ネックの角度を調整する修理

 

夏場は湿度が高いせいもあってか、ネックの角度を調整する修理(ネック上げといいます)を多くご依頼頂きます。

ネック上げとは、一度ネック(さおの部分)を取り外し、ある楽器に理想的な高さの駒を付けた時に、弦と指板の間が丁度良い間隔になるようにネックの角度を調節して付け直す修理の事です。

駒の理想的な高さは楽器によって異なりますが、その駒に対してネックの角度が緩い場合、音が悪くなるだけでなく弦と指板の間が広く空いてしまい、弦を押さえるのが大変になってしまいます。その場合、駒を低くしてやれば押さえ易くはなりますが、音量、音色共に著しく低下します。このような状況になった時にネック上げという修理が必要になります。

冒頭に湿度の事を書きましたが、湿度が高いとき、特に張りの強い弦を張っている場合にはネックの角度は緩くなりやすいです。

ネック上げだけでも普段お受けする修理の中では比較的大きな修理ですが、この修理をする場合は大抵、その他の部分、例えば指板、駒、魂柱等も含めて全体的な調整をすることが多いです。テールピースやエンドピンの位置を変えることもあります。その様に楽器を全体的なバランスから見直すことで、局所的な調整よりずっと大きな効果が得られます。

ご自分ではなかなか気付かない部分も多く、実際に見せていただくまでどの部分を修理するかはわからないことが多いですが、今回の記事を読んで気になった方、特に「頑張って良い楽器を買ったけどあまり点検に出していない」という方は、一度全体的な調整を念頭において点検に出すことをお勧めします。


弦の張り替えについて
乾燥剤について
雑音の原因
年月が経つと楽器は軽くなるのか?〜脱、思い込み
楽器の形と音
間違った修復は間違った評価につながる
毛替えについて一考
オールド楽器の修理と復元
駒の傾きをチェックする
スティックの傷
オールドの修復
定期点検の重要さ
楽器の経年変化
オールドイタリーと新作CHACONNEの音響分析
夏の楽器管理のためのアドバイス
毛替えの交換時期と良い毛替えの違い
シャコンヌ製新作ヴァイオリン
駒材の入荷
均質に作られた振動板
シャコンヌの名弓コレクション
楽器の理論が無視された修理
毛替えについて
ネックの角度を調整する修理
音調整について
楽器の修理について
絃が張りにくいとき
アジャスターについて
オールド名器から学ぶこと
定期点検を有効に活用していますか
弓の楔の材料
楽器ケース、楽器の大掃除
毛替えの前に
「弓の消耗」について
絃の巻き方とペグの動かしやすさ
アジャスターによる音響の違い
工房見学のお勧め
よくある補強重視の修理例
E線のサビについて
弦の寿命について
乾燥しすぎにご注意!
張りの強い弦について思うこと
量産品の楽器、音調整でどこまで良くなる?
良い修理とは?
シャコンヌの音調整
魂柱について

  シャコンヌホーム 「ナチュラル」-本来の響きを求めて-
   
Copyright(c) 2006 CHACONNE CO.,LTD. All rights reserved 弦楽器専門店シャコンヌ-ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ