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シャコンヌ-CHACONNE
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シャコンヌホーム 「ナチュラル」-本来の響きを求めて-
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先日、オールドイタリーの良い楽器の調整の最終段階で微調整の仕上げをする機会に恵まれました。調整も最後のほうに来ると、ほんの少しいじっただけで音が全く変わってしまうことに改めて驚かされました。この段階になると、良くしたつもりがほんのちょっとした事で楽器のバランスが崩れて、逆に音が悪くなってしまうこともあります。そして他の部分をいじってバランスを整えると、今度はさっきよりもずっと良くなっていてほっと一安心、という感じです。本当にまるで生き物のようです。

よく、プロの演奏家で、自分の演奏する楽器が日によって素晴らしい音を奏でたり全く思い通りにならなかったりで、まるで生きているようだ、という方がいます。日々の湿度や温度のちょっとした変化でそのようなことが起こるのでしょうが、良い楽器であればあるほどそのような微妙な変化にとても敏感です。調整の段階でも同じことが言えます。

極端に言えば、良くない修理、調整が施されている時は、いくら素晴らしい楽器でも音は並の楽器とあまり変わりません。各部分の修理、調整を詰めていってその楽器の本来あるべき状態に近づけていけば行くほど、良い楽器は微妙な調整に俊敏に反応して大きな変化を示すようになるのです。よく調整された良い楽器はこちらのする事や環境の変化等の外的要因に(良くも悪くも)明快な変化を示します。

ですから、良い楽器を調整する機会に多く恵まれれば、ヴァイオリンというものはどこをどうすればどういう音になるのか、良い音のする楽器はどうなっているべきなのか、という事を研究できるチャンスが多いという事になります。実際、シャコンヌの調整技術はそのようにして確立され、その調整方法、考え方は私たちが調整するすべての楽器に生かされています。


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