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シャコンヌホーム 「ナチュラル」-本来の響きを求めて-
  張りの強い弦について思うこと

 

ここ数年、メーカー各社からナイロン系の新素材を使った、張りの強い弦が発売されるようになりました(トマスティック社のインフェルド、ピラストロ社のオブリガート、エヴァピラッツィなど)。これらの弦は、力強い音色と大きな音量に特徴があるといってよいでしょう。弦楽器のユーザーにとって弦の選択の幅が増えることは喜ばしいことです。しかし、気をつけねばならないのは、「張りが強い」ということは、楽器本体に対する負荷も大きいという点です。

シャコンヌでは、弾くとき以外は弦を少し緩めておくことをお勧めしていますが、特にこれらの弦を張られた場合にはその配慮が必要と思われます。強い張力により、楽器に負担がかかり続けることで発生する、ネック下がり等のトラブルを回避するためです。

また、楽器が鳴らないからといってすぐにこれらの弦に飛びつくのも考え物です。鳴る、鳴らないというのはむしろ楽器本体の問題であると思うからです。楽器そのものが振動しやすい構造をしているか、音調整がきちんと出来ているかどうかが、より重要だと考えます。

これらを踏まえたうえで、豊かな弦のバリエーションをお楽しみいただければと思います。楽器の状態と併せて、我々技術スタッフに御相談ください。


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