弦楽器専門店 ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、弓・弦などの販売・レンタル 修理・毛替えの工房

 
シャコンヌ-CHACONNE
楽器コラム:ピアニッシモ 技術コラム:ナチュラル 出張・イベント報告 お問い合わせ サイトマップ
弦楽器販売 レンタル 修理・調整 コレクション シャコンヌのご案内
シャコンヌホーム シャコンヌ名古屋本店 シャコンヌ東京吉祥寺店 シャコンヌ金沢店 シャコンヌ九州小倉店 シャコンヌ札幌店 展示会のご案内
 
シャコンヌホーム 「ナチュラル」-本来の響きを求めて-
  シャコンヌの音調整

 

シャコンヌでは、楽器本体を正しく修理、調整することがまず大切だと考えます。例えば、割れがある楽器は敬遠されますが、その理由は、修理の方法にあると思われます。過去に施された割れの修理のほとんどは、割れていない部分より、より丈夫で、強く、重くなっており、音響的バランスを崩しています。シャコンヌでは、割れを完全にニカワ付けした後、3mm巾くらいの細い和紙で補強します。これによって音への影響をほぼ無くしています。この様に、音を第一に考えて、本体を完全に修理しています。

楽器本体が修理、調整されたら、いよいよ駒と魂柱による最終の音調整に入ります。

魂柱に比べて、駒は単純な名前で呼ばれていますが、非常に重要で複雑な働きをします。完全な駒を製作するには、よい材料、すぐれた技術、微妙な音程を聞き分ける良い耳、そして何よりも科学的、力学的に思考する態度が必要です。その方法は簡単にはお伝えできませんが、楽器の表板、裏板の音程を調べて、最も高い音程に駒の音程を揃える、という方法です。楽器自身の強度と駒の強度を一致させる、ということでもあります。また、駒の高さやカーブの具合でも、弾きやすさや弦のバランスが変わります。

魂柱は、その名前から、神秘的でミステリアスな働きをすると考えがちですが、要するに、家で例えれば、部屋の真ん中に立っている柱です。柱は天井板と床板の間に立てるわけですから、天井板、床板とも押し上げたり、変形させたりしないように、緩く垂直に立てます。当然、板に接する面は出来る限りぴったりと作らなければなりません。

駒、バスバー、魂柱と表板、裏板の力関係が、1つのシステムになって働きます。

バスバーについて気になることは、よく「バスバーがへたる」とか「弱すぎる」とか聞きますが、むしろ、強すぎるバスバーの方がずっと多く見かけます。バスバーが強すぎては、駒、魂柱と良いシステムを組むことはできません。

最後に魂柱の位置が問題になります。駒から1〜3mmくらい離れたところに立っているのですが、正しい位置を求めることは、勘に頼らずに完全に理論的に決定することが可能です。これによって、4弦のバランス、音色の豊かさ、音量、ピアニッシモからフォルテッシモまでスムーズに満足できる調整が完成します。(窪田)


弦の張り替えについて
乾燥剤について
雑音の原因
年月が経つと楽器は軽くなるのか?〜脱、思い込み
楽器の形と音
間違った修復は間違った評価につながる
毛替えについて一考
オールド楽器の修理と復元
駒の傾きをチェックする
スティックの傷
オールドの修復
定期点検の重要さ
楽器の経年変化
オールドイタリーと新作CHACONNEの音響分析
夏の楽器管理のためのアドバイス
毛替えの交換時期と良い毛替えの違い
シャコンヌ製新作ヴァイオリン
駒材の入荷
均質に作られた振動板
シャコンヌの名弓コレクション
楽器の理論が無視された修理
毛替えについて
ネックの角度を調整する修理
音調整について
楽器の修理について
絃が張りにくいとき
アジャスターについて
オールド名器から学ぶこと
定期点検を有効に活用していますか
弓の楔の材料
楽器ケース、楽器の大掃除
毛替えの前に
「弓の消耗」について
絃の巻き方とペグの動かしやすさ
アジャスターによる音響の違い
工房見学のお勧め
よくある補強重視の修理例
E線のサビについて
弦の寿命について
乾燥しすぎにご注意!
張りの強い弦について思うこと
量産品の楽器、音調整でどこまで良くなる?
良い修理とは?
シャコンヌの音調整
魂柱について

  シャコンヌホーム 「ナチュラル」-本来の響きを求めて-
   
Copyright(c) 2006 CHACONNE CO.,LTD. All rights reserved 弦楽器専門店シャコンヌ-ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ