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シャコンヌ-CHACONNE
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  楽器の製作本数

 

展示会やホームページでもご紹介しているとおり、シャコンヌではストラディヴァリをはじめとするオールドイタリーの音響理論を解明し、それを新作楽器として再現した新作‘CHACONNE’を製作しています。

音がすばらしく、弾きやすい事についてはまさにオールド名器に引けをとらないと国内でも海外でも多くの方に評価をいただいており、製作が始まってから数年でヴァイオリン、ヴィオラ、チェロをあわせて約250本製作しています。5,6年でこの本数は社長の窪田が主に一人で製作している事を考えると非常なハイペースで、今後も同じようなペースで製作することを目標にしてはいますが出来上がってくる保証はありません。

私たちは‘CHACONNE’の音について追求する事は勿論ですが、本数についてもこだわっています。今後、新作‘CHACONNE’を使ってくれる演奏家が増えていけば素晴らしい音のコンサートが増えることになり、それを聞いて、「やはりクラシック音楽は素晴らしい。」と感じる人たちが増えていくと私たちは信じています。しかしそれほどの影響を世の中に与えていくという事は大変な事で、楽器の音だけでなく本数も必要になるのです。過去には、素晴らしい楽器を作る腕を持ちながら製作本数が少なかったり、若くして亡くなってしまったりして、自分の楽器を世の中に広めることなく歴史の中に埋もれてしまった人たちもおそらくいたでしょう。

ストラディヴァリやグァルネリが素晴らしい音であるといっても、それを使える演奏家は実力だけでなく運にも恵まれたほんのわずかな人達だけです。それではその様な音で奏でられた音楽を聞ける機会あまりありません。また、演奏家にとっても「素晴らしい音楽を演奏したいのなら何億必要です。」というのは厳しい現実であり、音楽にとって良い事とは思えません。

「仮にストラディヴァリと同じ位良い音の楽器が10本できたとしても世の中は変わらない。でも、ストラディヴァリの9割くらいの音の楽器が1000本出来たとしたら、それは世の中を変え得るんだ。」と窪田は言います。新作‘CHACONNE’には美術品や骨董品としての価値は全くありませんが、音を奏でる道具としてみたときにはオールド名器と比較し得るものと評価を得ています。また、音楽で生きていく多くの人の手が届く値段でもあります。

上記のような観点から見れば、多くの人に演奏を聞いてもらう機会の多い方にこそ、この楽器を弾いてみてもらいたいと思います。私たちもより多くの方々にこの楽器を弾いてもらえるよう、製作に力を入れていきたいと思います。(T.S.)

 


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