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  鑑定書について

 

先日、札幌展示会での講演において社長の窪田が鑑定書の持つ危険性について触れていました。オールドの名弓の偽物に、弓の鑑定については定評のあるところのこれまた偽物の鑑定書がついていて、シャコンヌにも本物だといって売りに持ち込まれた、という話でした。幸い、窪田は偽物である事をすぐに見抜きましたが、鑑定眼のあるものでも鑑定書が付いているとまず、本物だろう、という視点から入ってしまう危険性がある、とも言っていました。楽器業界ではまだそれほどでもありませんが日本画の世界の鑑定書などはもっと注意が必要だそうです。このような話を聞き、これを機会に鑑定書について書いてみよう、と思いました。

シャコンヌでは「専門店であるからには自ら鑑定できないといけない」との考えのもと、自ら鑑定し必要な場合には鑑定書を発行しています。過去にその楽器に付けられた鑑定書に影響されたり他人の鑑定書に頼る事はありません。そうでないと「あの人が本物だと言っているから本物です」と言うのと同じ事になってしまい、販売するに当たって責任が曖昧になってしまいます。つまりシャコンヌの鑑定書は「この楽器について、シャコンヌはこのように判断しました。」という事であり、この点、どこの鑑定書についても同じことが言えます。

勿論、楽器を購入する方にとっては(特に名の通った楽器であるほど)その楽器がお店で紹介されたとおりの楽器である事に確証を得たいと考えるのは自然な事だと思います。特にその楽器を他の人(生徒など)に勧める場合はより気を使うでしょう。ただ、どこどこの鑑定書が付いているから間違いない、等とその確証を鑑定書に求めるべきではありません。よく言われている事ですが鑑定書は証明書ではないのです。

鑑定書があまり意味のないものであると言う事ではありません。鑑定書を発行するという事はそのお店として責任が発生しますしそれだけの根拠を持って発行するものだと思います。特に同じような内容のものが同一の楽器にいくつかついていたなら、その楽器がその内容どおりの楽器である確率は非常に高いということはいえるでしょう。また、直接購入したお店のものであれば違う意味でとても大切です。ただ、ここで言えるのはそれが必要か不必要かという事ではなく、楽器を選ぶときに鑑定書が過大に重要視され、鑑定書を見て楽器を見ず、と言えるようなケースがありそれに対して歯がゆく思うという事です。

もっと大切だと思う事は 鑑定書がついている楽器=音が良い楽器、ではないことです。はっきり言って立派な鑑定書が付いていてぜんぜん鳴っていない楽器はたくさんあります。逆に鑑定書が付いていなくても良い楽器で素晴らしい音がする楽器もたくさんあります。これは私の想像ですが鑑定書が付いているものと付いていないもので、それぞれよい音のする楽器の割合を示せ、と言われたらほぼ同じ割合だと思います。(勿論、普段鑑定が行われないクラスのものは除いて。)ですからあそこの鑑定書が付いていないと駄目、という様な楽器の選び方は本質ではないし、違和感を覚えます。


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