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小提琴名琴展

2006年1月、北京・上海にて展示会を開催しました。その模様をお知らせいたします。

北京中央音楽学院の看板

北京中央音楽学院教授ゼン・カン氏の招待を受け、北京と上海で展示会を行った。シャコンヌにとって初めての海外での展示会であったので、事前の準備が大変だったが、会期中は多くの方々が来場され、非常に意義のある展示会となった。

1月5日に中国へ出発。モダンイタリー、オールドイタリーなどの高級楽器を持参しての中国入国ということで不安はあったが、事前に充分に用意してきたため、何事もなくスムーズに入国でき、まずは一安心だった。

空港からはゼン・カン氏と共に、会場となる北京中央音楽学院に向かった。まず、音楽院内にあるゼン・カン氏の工房に行き、楽器を製作しているところを見学した。その後、展示会場に行き、中国の伝統的な建物であったことに戸惑ったが、できるだけシャコンヌらしい展示会になるように配置などを工夫した。

展示会初日の6日、会場とは別のホールで、社長の窪田による講演会が開かれた。講演直前になってゼン・カン氏から講演するよう依頼され、驚いたが、窪田が英語で解説をし、ゼン・カン氏が中国語に訳すという形式で行うことになり、オールドヴァイオリンの特徴やニスの話など、日頃の研究で得たことを発表できる、よい機会となった。受講者たちは熱心にメモを取りながら興味深そうに聞いていた。

北京展示会では、3日間毎日来てくれたリュウ・シャオさん(24才)が印象に残っている。中央音楽学院のオーケストラのコンサートマスターで、演奏技術がすばらしく、熱心にシャコンヌのオールドイタリーを弾いて、音の良さに感動していた。製作家や製作を学んでいる学生達も来て、食い入るように楽器や資料を見ていた。良いものには素直に感動し、そこから懸命に何かを得ようとする姿勢は、我々も学ぶべきだと思った。

北京展示会の風景

窪田の講演

上海展示会は、上海音楽学院内のコンサートホールで行われた。初日は朝から多くの人が来場し、北京同様、熱心に弾いたり見たりしていた。この日の夜は、シャコンヌの楽器を使うコンサートが企画されていた。演奏者たちは、その日初めて手にして演奏する楽器を熱心に選んでいた。どの楽器も、窪田による万全な調整がなされており、大変美しい音で良く鳴り、演奏会では、我々も楽器の音色の違いを確認する良い機会となった。

2日目午前中、会場において窪田による楽器に関する講演会が行われた。オールドイタリーからモダンイタリーへの流れと、それぞれの楽器の特徴を、実際に展示楽器を使い、分かりやすいように画面に映して解説した。講演の最後には、上海フィル・ハーモニーのコンサートマスターによる楽器の弾き比べもあった。講演終了時、受講者から惜しみない拍手が送られた。

今回の中国展示会で、モダンイタリーが数台売れた。フレンチやジャーマンの楽器よりも、オールドイタリー、モダンイタリーに来場者の興味が集中していた。

初の海外展示会は非常に興味深く、これからの日本での活動に活かせることも数多く発見した。シャコンヌのことを知らない他国の人々から、楽器や調整のことで良い評価が受けられたことで、客観的に我々の仕事を見ることができた。

中国では、日本の業者によるこのように大規模な展示会は初めてだが、アメリカやヨーロッパからは有名ディーラーがしばしば楽器を持ち込んで紹介しているとのことだった。音楽院の教師や優秀な生徒は、海外ディーラーのストラディヴァリやガルネリなど名器を弾く機会は少なくない。それであっても彼等は、今回シャコンヌのストラディヴァリやガルネリを始めとするオールドの音が良いと、心から言ってくれた。非常に励みになり、自信をもてた。

さらに良い音を追求して、これからも邁進したいと思う。

楽器の弾き比べ
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