皆様のおかげで無事ツアーを終了することができました。
ルカ・ファンフォーニとレアーレ・コンチェルト
〜世界が認めた“CHACONNE”11本による異次元の音の世界〜 ご報告
 
5月6日〜5月18日まで、パルマ音楽院教授ルカ・ファンフォーニ氏と室内合奏団レアーレ・コンチェルトによる、新作CHACONNE11本を使用した日本全国7か所コンサートツアーを行いました。コンサートにはどの会場も多くのお客様にお越しいただき、大変盛況でした。お越しいただいた皆様、誠に有難うございました。慣れないコンサート運営で苦労したことも多々ありましたが、たくさんの方のご協力で無事ツアーを終えることが出来ました。

 

  5月5日 ファンフォーニ氏、レアーレ・コンチェルトメンバー来日
 
5月4日ミラノ発、5月5日朝中部国際空港着の飛行機でファンフォーニ氏とメンバーが来日しました。到着後シャコンヌ名古屋店に来ていただき、コンサートで使用する楽器を皆さんに選んで頂きました。
     
 

名古屋店でお出迎えした時の様子。
クラッカーと、お花のプレゼントでお出迎えしました。

 

全員に使用する楽器・弓を選んで頂きました。
ちょうど展示会中だったので、オールドヴァイオリンも
弾いていただきました。

 
レアーレ・コンチェルトのジジーノ・マエストリさん。
ファンフォーニ氏の師匠でもあります。
   
 
昼過ぎまで楽器を試奏していただき、その後は皆さん長旅でお疲れなので、ホテルで休んでいただきました。選んだ楽器をホテルに持っていって練習したい、というメンバーもいました。
夜は歓迎会とういうことで、日本料理に招待しました。みなさん日本料理は気に入っていただけたようです。

 

  5月6日 名古屋公演 三井住友海上しらかわホール
 
朝からリハーサルでした。リハーサルで聴いた時の新作CHACONNE11本のアンサンブルは、想像以上の音色で、とても11人で演奏しているとは思えない、まるでフルオーケストラのような響きでした。
特にコンサートのために特別に製作したコントラバスは、ホールの端まで振動が伝わってくるほど良く響いていました。リハーサルは開場ギリギリまで行われました。
     
 

 

  いよいよ開演
 
ホールロビーでは、出演者のCD販売の他、新作CHACONNEの展示を行いました。多くの方に熱心にご覧いただき、合わせて展示した新作CHACONNEについての新聞記事も多くの方がご覧になっていました。
     
 
     
   

開演前、楽器の状態をチェックする製作者窪田

   
 
     
 

コンサート終了後、
ファンフォーニ氏のサイン会を開催しました。

 

NHK名古屋で、新作CHACONNEについて
テレビ放送される予定があり、
ファンフォーニ氏への インタビューも行っていました。

●名古屋公演曲目●
(第1部)
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」序曲
ヴェルディ/トスカニーニ:「第一回十字軍のロンバルディア人」より「ソロ」(日本初演)
ヴェルディ:「椿姫」第3幕前奏曲
パガニーニ:モーゼの主題による変奏曲
(第2部)
ヴィヴァルディ:「四季」
(アンコール)
ヴェルディ:弦楽四重奏曲より「プレスティッシモ」
ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲第3楽章
ヴィヴァルディ:「四季」冬より第2楽章

拍手喝采、ブラボーの嵐がおさまりつかず、アンコールは予定していた2曲に加え、「四季」の「冬」2楽章を急遽弾いてくれました。

 
●名古屋公演のアンケートより●
・演奏が素晴らしかった。こんなにバイオリンの音色がいいとは今まで思わなかったくらいです。
・フルの弦楽オケと聴き間違うほどの音圧に圧倒されました!シャコンヌの響きはソロでも素晴らしいですが、弦楽器は合奏してこそ真価を発揮するのだと思いました。選曲も良く、楽器と奏者のポテンシャルがフルに出されていると感じました。生涯最高のコンサートの一つをありがとうございました。
・迫力のある演奏ですばらしかったです。東日本、日本全体に伝わったと思います。日本国内コンサートのスタートですね。これから日本中にエネルギーを吹き込んで下さい。鳴らして下さい。

 

  5月7日 静岡公演 グランシップ 中ホール大地
 
朝、名古屋から新幹線で静岡に移動しました。午後からリハーサルを行い、この日はコンサートのライブ録音を収録する為、演奏の際、舞台にマイクを設置しました。
     
 

録音用マイクは、吊りマイクと舞台上
合わせて8本設置しました。

   
 
     
 

 

 

 

●静岡公演曲目●
(第1部)
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」序曲
ヴェルディ/トスカニーニ:「第一回十字軍のロンバルディア人」より「ソロ」(日本初演)
ヴェルディ:「椿姫」第3幕前奏曲
パガニーニ:モーゼの主題による変奏曲
(第2部)
ヴィヴァルディ:「四季」
(アンコール)
ヴェルディ:弦楽四重奏曲より「プレスティッシモ」
ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲第3楽章
 
●静岡公演のアンケートより●
・想像以上の響きに驚きと感動いたしました。
・優しい音色でよかった・同じ楽器の演奏の良さが出ていた。
・11本の弦が響き合い、心地よい空間を創り、うっとりと聴き惚れました。

 

  5月9日 金沢公演 石川県立音楽堂
 
8日にバスで静岡から金沢へ移動しました。
金沢公演は名古屋・静岡公演とは異なるプログラムです。石川県立音楽堂コンサートホールは客席総数が約1500席と名古屋、静岡より大きなホールでの開催となり、これまでと違った響きを聴く事ができました。リハーサルをホールのいろいろな場所で聴きましたが、一階席前方では、一本一本の楽器の個性、一人一人の個性が豊かに聴くことが出来、掛け合いなどは大変スリリングに聴かせていただきました。
また、ホールの後方へ行けばいくほど一本一本の音が溶けあい、ホール自体が一つの楽器であるかのようにどっぷりとアンサンブルに包まれるように聴かせていただきました。ロビーでは新作CHACONNEの展示も行い、製作者である窪田が解説をし、多くの皆様が興味深くご覧になっていました。
     
 

4つのヴァイオリンのための協奏曲、リハーサル中。

 

ファンフォーニ氏は前の公演では、 ご自身の弓を
使っていましたが、金沢公演ではシャコンヌの
コレクション弓を使用されました。

 
     
 

金沢のホールは名古屋・静岡とは違って大きい
ホールで、また違った響きを聴く事ができました。

 

ロビーで展示した新作CHACONNEも多くの方が
ご覧になっていました。

     
●金沢公演曲目●
(第1部)
ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調
ロカテッリ:ヴァイオリンのための協奏曲イ長調
パガニーニ:モーゼの主題による変奏曲
(第2部)
ヴィヴァルディ:「四季」
(アンコール)
ヴェルディ:弦楽四重奏曲より「プレスティッシモ」
ヴィヴァルディ:「四季」冬より第2楽章
 
●金沢公演のアンケートより●
・とても澄んだ音色が重なり合い、たいへん心地良かったです。またこの合奏を聞きたいです。
・ヴィヴァルディの「四季」がこれほど聞き応えのある曲に変わるとは感動しました。土台がしっかりとしていて、その上で軽やかに響き渡る「春」が、春のイメージそのままに彷彿させました。また機会がありましたら別の曲で是非聞きたく思います。
・とても素晴らしかったです。音色は、やわらかく包まれていたような感じでした。若い楽器で、主張があり、元気いっぱいです。いきおいがあり聞いているとこっちまで元気になりました。ヴィヴァルディの曲はクラシックの中でも1番すきな曲です。とても楽しく聞かせていただきました。今日、来れたことに嬉しく、また、きけたことに感動し、涙があふれそうでした。本当にすばらしいコンサートをきかせていただき、ありがとうございました。

 

  5月11日 岡山公演 岡山シンフォニーホール
 
 

 

 

静岡と同じく、ライブ録音収録のため
マイクを設置しました。

 

 

 

サイン会は大盛況でした。

●岡山公演曲目●
(第1部)
ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調
ロカテッリ:ヴァイオリンのための協奏曲イ長調
パガニーニ:モーゼの主題による変奏曲
(第2部)
ヴィヴァルディ:「四季」
(アンコール)
ヴェルディ:弦楽四重奏曲より「プレスティッシモ」
ヴィヴァルディ:「四季」冬より第2楽章
 
●岡山公演のアンケートより●
・良い音でした。小さな音もよくきこえました。遠くまで良く来て下さり、本当にありがとうございました。
・素晴らしかった。アンコールを2回も、また何回も顔を見せていただいて感激。バイオリンの音色に酔いしれました。
・ステレオではなく、アナログの音を聞いているような、広がりのある音ではなく、奥行きのある音。艶やかではなく、おとなしいやさしい音でした。

 

  5月14日 福岡公演 アクロス福岡
 
福岡は、金沢・岡山と同じく大きなホールでした。リハーサル・本番と聴き比べましたが、すみずみまで美しくふくよかに響き、音量も豊かでした。
ロビーでは新作CHACONNEのヴァイオリンとヴィオラを展示しました。楽器について熱心に質問される方も多くいらっしゃいました。また、タワーレコードさんにご協力いただき、ファンフォーニ氏のCD販売を行いました。CD購入者対象のサイン会も長い列ができるほど大盛況でした。
     
 

 

 

 

●福岡公演曲目●
(第1部)
ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調
ロカテッリ:ヴァイオリンのための協奏曲イ長調
パガニーニ:モーゼの主題による変奏曲
(第2部)
ヴィヴァルディ:「四季」
(アンコール)
ヴェルディ:弦楽四重奏曲より「プレスティッシモ」
ヴィヴァルディ:「四季」冬より第2楽章
 
●福岡公演のアンケートより●
・すばらしい音色でした。音が上に上がってました。そして楽器の製作者が同じだからか、音色が統一されてました。とにかく、すばらしい演奏会でした。ありがとうございました。
・やさしい音色に感激しました。すばらしかったです。日本の人に(作った人)に驚きました。知りませんでした。本当に日本の誇りです。
・細かい音も聴きとれない音はない程すばらしい響きでした。両耳に聴こえるというよりは頭の内部を振動させるような突きぬける感じの音に感じて迫力がありました。CHACONNEとして初めての製作だったベースも、まるで地鳴りのような大きく肌で衝撃を感じる音でした。すばらしい完成度だと思います。アンコールでも一番好きな冬第2楽章がもう一度聴けてとてもうれしかったです。またいつかCHACONNEでのコンサートが実現してほしいです。
・思っていた以上に良い音がしていて、感心しました。古い楽器とは違うボリュームのある元気な音でよいと思いました。ビオラの響き方が好きです。音の強弱があるのに、音がやせていないのには驚きました。
・“ストラディヴァリが11本?!”と思って(少し勘違いをして)来ましたが自然で澄んだ音色に、やっぱり勘違いで正しかったと思うほどでした。素晴らしい音をありがとうございました。

 

  5月16日 札幌公演 札幌コンサートホールKITARA 小ホール
 
福岡から一路、札幌へ。到着時は気候の違いに戸惑っていたメンバーですが、空港からバスで札幌市内に向かううちに「ヨーロッパみたいだ」と、気に入ってくれた様子でした。
     
 
   

ロビーでは製作者窪田が楽器のご説明をしました。

 

終演後、ロビーにて。

 

コンサート前日、市場にて。カニ!

●札幌公演曲目●
(第1部)
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」序曲
ヴェルディ/トスカニーニ:「第一回十字軍のロンバルディア人」より「ソロ」(日本初演)
ヴェルディ:「椿姫」第3幕前奏曲
パガニーニ:モーゼの主題による変奏曲
(第2部)
ヴィヴァルディ:「四季」
(アンコール)
ヴェルディ:弦楽四重奏曲より「プレスティッシモ」
ヴィヴァルディ:四季「冬」第2楽章
 
●札幌公演のアンケートより●
・大変すばらしい。感激しました。音色の美しさは宇宙一です。
・同一製作者による楽器使用の演奏会を聞いたのは初めてであり、非常に面白い試みでした。演奏も素晴らしいものでした。
・音質がやわらかくて良く響いており一流の音色でした。新作の音とは思われないです。
・大変すばらしい音、そして演奏でした。感動しました。高・中・低、全てのバランスが見事です。豊かなサウンドでした。
・とても素晴らしいアンサンブルでした。音色の均一性を第一に感じ、清々しい音楽にあふれていました。「アルジェのイタリア女」でこのアンサンブルの音楽性を楽しめました。四季はもちろん素晴らしかった!
・低音が軽やかです。そして高音はまろやかです。是非KITARAの大ホールで聴いてみたいです。色々に音色を変えて演奏して下さり、大変面白かったです。バイオリンの音が素晴らしいことは知っていたのですが、本当に良く鳴りますね。チェロとコントラバスの美しい音色にうっとりとしてしまいました。

 

  5月18日 東京公演 トッパンホール
 
いよいよ今回の日本ツアー最後のコンサートです。
朝日新聞に新作シャコンヌについての記事が掲載されたこともあり、東京公演のチケットは完売でした。
     
 
     
 
   

楽器の展示の周りには人だかりができました。

●東京公演曲目●
(第1部)
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」序曲
ヴェルディ/トスカニーニ:「第一回十字軍のロンバルディア人」より「ソロ」(日本初演)
ヴェルディ:「椿姫」第3幕前奏曲
パガニーニ:モーゼの主題による変奏曲
(第2部)
ヴィヴァルディ:「四季」
(アンコール)
ヴェルディ:弦楽四重奏曲より「プレスティッシモ」
ヴィヴァルディ:四季「冬」第2楽章
 
●東京公演のアンケートより●
・最初のロッシーニのpizz.で驚きました。その後も驚きっぱなしです。演奏がイタリア人グループであったのもたいへんよかったと思います。「味」がありました。ありがとうございました。
・各パートの音色は温かで、クリアで、なじみやすく心地よい演奏でした。
・新作とは思えない素晴らしく明るい響きに驚きました。乾燥がすすんだ後の音が楽しみです。
・すばらしい音でした。何百年もさかのぼってストラディヴァリの完成した時もこんな音だったのでしょうか。

 

  その他こぼれ話
     
 

ツアーのTシャツをファンフォーニ氏が作ったようで、リハーサルや移動の際に着ていました!
右写真はルカ・ファンフォーニさんの息子のダニエレ・ファンフォーニさん。

メンバーにサインを書いていただきました!
シャコンヌ各店に飾ってあります。

 

帰国直前、空港で。
今度はクレモナ・モンドムジカで会いましょう!